チケットを買った時にもらったパンフレットにはライトアップが行われている寺社の地図、順番に回れば歩いて何分で次の寺社へ行けるか、そしてそれぞれの寺社の説明や見所が書かれていました。


博多町家ふるさと館に近いところから行ってみようと、まず東長寺へ向かいました。

東長寺(とうちょうじ)”です。

ここは博多祇園山笠が博多の街を駆け抜ける際、住職が並んで待つこの寺院の前で一度止まり挨拶していく寺院です。それで記憶にあった寺院だったのですが、今回パンフレットの説明を見て驚きました。

真言宗九州教団の総本山で弘法大師(空海)によって開かれた寺院で、弘法大師創建としては日本最古の寺院だそうです。

山門を入るとライトアップされた立派な本堂が目に入りましたが、思ってもいなかった立派な本堂に圧倒されるようでした。



本堂の向かいにあった県指定文化財の六角堂でお参りをして振り返ると、赤くライトアップされた五重塔があり、こんなに立派な五重塔が福岡にあるとは知らず、あったことに本当に驚きました。

遠くから見ていてもその場所が浮かび上がるような華やかさだったのですが、近くで見ると赤くライトアップされた五重塔とその横にあるきれいな紅葉との美しさに圧倒されました。

東長寺には弘法大師自作と伝えられる弘法大師像や日本最大級の木造座像“福岡大仏”もあるそうで、今度はその大仏を見に行きたいと思っています。


櫛田神社と東長寺、2つの寺社を見て、見られると思ってもいなかったライトアップを見ることができ、そのきれいな光景に他の寺社はどんなライトアップをしているんだろうと楽しみが増しました。